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更新情報 |
●「刀和」11月号は、前号の続きとして「狩野探幽の作風”瀟洒端麗”と後藤程乗の作風ー無銘 後藤程乗「網針(あばり)図」小柄-」です。これまで顕乗の作としていたのですが、程乗の作ではないかとし、江戸時代初期の狩野派作品との共通性を指摘しています。10/22 ●「刀和」9月号の小論は「狩野永徳の作風”恠恠奇奇”(かいかいきき)に通じる後藤徳乗の作品ー徳乗「馬具図」小柄ー」です。永徳と徳乗の交友、桃山時代の風潮を明らかにしました。8/20 ----------------------------------------------- 「御刀を鑑賞して」… 【末広がり元平】10/30 元平36歳、家督を継いで2年目の作品である。このような作品で名声が上がり、全国的に有名になっていったのである。若打ち=出世作である。年紀銘の「八」の二文字の末広がりと同時に刀工人生も末広がりになった作品である。 |
東洋書院(出版元)における拙著『江戸の日本刀』の紹介ページ です。
伊藤のブログ「観楽読楽」(本の話題の方が多いです)